2005年11月24日

「もったいない」感覚をつくるのは、生命への実感づくりから始めるのがいいんじゃないのか?

--
ただの思いつきですから。
--

たまに取引先の人と深夜に「もったいない」論議になることがある。

とは言っても、その実態は、ほとんど
「妻への愚痴」大会に近いのだけどね。

「なんで、毎日毎日あんなに大量の生ゴミが出るのか理解できない!!」
とかって、
家計マネージメントセンスをネタに言い合ってるわけ。

ちなみに相手の人は、おじいちゃんとかじゃなくて、同業の30代半ばの人なんだけどね。

二人とも、そういう愚痴をいいつつ、たんに経済視点の問題だけじゃなくて、もっと日本人の精神みたいなことを語ってたりもする。

もったいないには、2つの意味があるよね。

ひとつは、「惜しい」だけど、
もうひとつは、「恐れ多い」だ。

愚痴を言い合う二人は、微妙にニュアンスは違うってのはあるのだけど、同時にいつも、この「恐れ多い」っていう感覚を言っていると思っている。
(オレは違う!って言われるかもしれないけど)

取引先の人の恐れ多いは、大事な美徳を継承できないとしたら「恐れ多い」とかってニュアンスだ。(それだけじゃないけど)

例えば、「子供に安易に、無理して食べるくらいなら、残しちゃいなさいとか言ってるの聞くと、腹が立つんだよね」みたいなことね。
ルーズで、物事の本質についての感受性の鈍い、美徳を持たない子供をつくりたいないという思いだ。

「金払ってるんだからいいだろ!」と言って、資源を無駄に囲って、腐らせるなんてことが、
美しい行為であるハズがない。
そんなやつは、荷物を放り込んで、自分の席を確保するような醜いヤツになるに決まってる
っていう思いだ。

私のは、もっと単純で、もっと原始的な感覚で、
「どんな食べ物だって、生き物だろう?それを殺して食べてるんだよな...なのに殺すだけ殺して食べないなんて、酷いじゃないか!...恐れ多いよ」
っていう感覚だ。

「そんなに命を粗末にしていたら、もったいないオバケが出るぞ!」って思うわけよ。

あー、妻への愚痴を例に始まる...まるでオレは、そんなもったいないことなんてしないぜ!とでも言いたげな、あまりに実態とそぐわなくて、居心地が悪い感じを早く払拭したいから、白状するけど、
今日だって、私が珍しく料理をつくって、大量に食材を「捨てざるを得ない」ところにしましたよ。
あー、したよ。したさ。
別に、今日に限らず、しょっちゅうもったいないことをしてるし、地球に優しい男なんかじゃないですよったら。
エラソーなこというなよな!<オレ

... ... そこで、やっぱり贖罪意識が出てきたからこそ、こんなのを書いてるんだけどね。

もとい。

私の場合、食材に限らず、あらゆる「もったいない」って思うことの奥底には、命への感覚がある。

だって、どんな資源だって、多かれ少なかれ、なんらかの命の収奪がなければ、得られないものばかりだからね。

ひとことで言っちゃえば、私の根底にあるのはアニミズム的なものなんだよね。

--
ここまでなんとなく書き始めて、
言いたいことをキチンと言おうと思うと
なんだかけっこう大変だぞ
先行き長いぞ
って気が付いて
イヤになっちゃいました。
でも、書いたからアップ。
もしかして、気が向いたら続きを書きます。
--

↑こう書いたら、ちょっとだけ気が楽になったので
もうちょっとだけ続けます。

そうそう、世間では
「3Rをひとことで表すスゴイ言葉:もったいない」「世界が注目」なーんてところで注目なんでしょ?

3Rなんて、難しいこと言うなよ。
ますますイヤになるじゃないか。

アニミズムだよ!アニミズム。答えは。

人の生死にせよ、食べ物の生産過程...育み・殺す場面にせよ...が日常と切り離されすぎてるんだよ。

そこを取り戻そうってするやり方の方が、よっぽど「もったいない」教育にならないか?

これだけ豊かな時代なんだからこそ、もっと原始的な感覚に訴えなきゃ、いくらリクツ言ったって、人は易きに流れるんじゃないの?

オレだって、散々仕事を通して環境問題とか、世の平均的な人より遙かに分かってるハズなんだけど、でもそんな「理解」なんて、なんも響かないよ。
怠情の前には弱いものだ。
ぜんぜん、エコな人じゃないんだから。

でもそんなオレが、「もったいない」意識を持てるのは、命に関する感覚を通してだけなんだよ。

もちろん、「理解」をつくるのは必要だと思うよ。
でも、その前にさー....

力のあるNGOとか、理性で動いてるか?
ぜーんぜん違うね。本人たちはどう思ってるか知らないけど。

野生生物を原告にしちゃったりするのって、バカか?とさえ思うよね。なにやってるの??って。
でもさ、
それでもやっぱりそういう方が気持ちに響くんだよね。
少なくともオレには。

でさ、遠回りなようだけど、「地球のために」みたいな理性的な人ほどイヤになっちゃうようなのじゃなくて
もっと明白にウソのない命のことにリアルに触れるようなことが
遠回りなようでも、
「理解」と同時に必要な「感情」をつくれるんじゃないのかなと...

だいたい
リクツで倫理はつくれるのか?
ってさ。

...酔っぱらってませんから。
(だいたいオレ酒飲まない人だし...ヘビースモーカーだけど)

でも、この内容は殆ど酔っぱらってるようなものか...

だから、どうしろってのも良く分かんない書き方だし。
...だって、書いてるオレもわかんないだもの。当たり前。

でも、なんとなく書きとめておきたかったんだよね。

アニミズム的なものを注入してくれた、おばあちゃんに感謝。

--
051124 22:45
ほんのちょこっとだけ、加筆
--
posted by waki at 01:59 | Comment(2) | TrackBack(0) このエントリーを含むはてなブックマーク
この記事へのコメント
初めまして。おもしろいブログですね。足あとの残します。よろしくお願いします^^
Posted by たけ at 2005年11月24日 02:15
たけさん> ありがとうございます。
Posted by わき at 2005年11月24日 03:12
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。