2004年04月06日

PBの値段

さっき飯食いながら日経を見てたら、
「マツキヨ製薬」っていうタイトルが目に留まった。

マツキヨとかドラッグストアチェーン各社が製販一体体制に向かって走ってる
=例えばマツキヨブランドのクスリをメインで売るようになっていく
っていうはなしだ。

つまりは、PB強化ってことなんだけど、
PBについては相も変わらず
「安さで勝負(利益率の高さ)」って
イメージをまず抱く人も多いかもしれないけど、

同じカテゴリーの商品なら
NBより「PBの方が値段が高い」なんてことも実は多い。

例えばコンビニの店頭でのラーメンの値段とかね。

これってどういうことかと言えば、
●NBは「どこでも買える」商品だ。
どこでも買えるなら、安く買えた方がイイから
最後は売場(チャネル)間の価格競争になる。
●PBは、そこじゃなきゃ買えない商品だ。
●みんな欲しいのは、「安い」モノじゃなくて、
「自分にピッタリの」モノとかだ。
(でも、同じモノなら安い方がいい)
だから世の中どんどん「多品種」になっていく。
●カップラーメン買うのに値段見るヤツなんていない。
欲しいのをバスケットに入れるだけだ。
...自分の為じゃなくて家族の為に買う主婦や、
お小遣いで生きてるビンボー学生とかなら別かもしれないけど。

日経の記事でも、
イオン系ドラッグストアが
「総合」感冒薬じゃなくて、もっと鼻とか熱とかのどの痛みとか
個別の症状別に効く単機能のクスリを開発してるとかってレポートもあった。

つまり「私にピッタリ」の市販薬づくりだ。

そうだよね。総合感冒薬ってのは必要のないクスリまで飲んでるわけだし、
副作用のないクスリなんてクスリじゃないって言葉もあるくらいで
必要がないものはできるだけ取らない方がいいわけだしね。

イオンといえば、将来的には7割(だっけ?記憶は曖昧だけど)を
PBにするとか言ってたっけ。

でもって、イオン最大のPBブランドでジャスコとかで扱ってるトップバリュは、
決して「安さを売り」にするような商品じゃないわけだ。
(もちろん高いわけじゃなくて、GMS値段なんだけど)

イオンだけならともかく世間一般としてPBばっかりで、
NBのない世界ってのも想像できないわけだけど、
今後ますますPBの存在感が高まっていくことだけは確かだ。

そうなればコミュニケーション需要の在り方もけっこう変わってくるはずで、
広告屋としてはけっこういろいろ考えとかなきゃならない。

求められるコミュニケーションもかなり変わってくるし、
それ以前に体制も考えなきゃね。
posted by waki at 15:36 | Comment(0) | TrackBack(0) このエントリーを含むはてなブックマーク
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