2004年03月18日

>プロとアマチュアの差

トラバ:プロとアマチュアの差(ALL YOU CAN EAT BLOG)

トラバ:blogと出版の融合(日々是ネタ也)

↑読んで。

このテーマは、私も大好物なので、食いつきます。

>...紙媒体までこう個人出版が簡単にできるようになると、...(日々是ネタ也)

そういえば、私がつき合ってる税理士は
...けっこういいクライアントいろいろ抱えてるのに...
「私がお付き合いさせて頂いている中で、圧倒的にウハウハ状態なのは、
俳句(だったか個人史だったか忘れたがとにかくテーマと相手[中高年]を絞った)の個人出版やってる会社です」
みたいなことを言っていた。
(もちろん税理士は守秘義務があるから、極めて曖昧な表現なんだけど)

プロ発信者とアマチュア発信者の差がどんどんなくなっていて、
その原動力がネットだってのは間違いないと思うし、誰も依存ないだろう。

でもって、同時に発信されるものもどんどん幅が広がっている。
玉石混淆とも言うし、下世話になってるとも言えるし、懐が広くなってきてる...ニッチニーズにも対応できるようになってるとも言える。

これって一般化すれば、

1.道具の進化が機会の拡大を招く
2.機会の拡大が、質を低下(あるいは懐を広く)していく

ってことなんだと思う。

ずっと以前まで遡っちゃえば、
活版印刷以前は、
宗教書とかのたぐいしか「本」にはなんなかったわけだ。

でも、活版印刷の登場後は、
最初は聖書の印刷でも、
その後は、レシピみたいな実用書とか、小説とか、ニュースとか...そういうものがでてきたわけだ。

ちなみに、実用書とか小説とかニュースとかは、ほんの100年くらい前までは、
「下世話」「程度が低い」ものという扱いだった。

言ってみれば文豪作品だって、扱いは、東スポとかわらなかったわけだ。
(むしろ、2ch的見られ方って方が適切かも)

...こんなはなしをくどくど書いても仕方がないか...以前にも何度も書いた。
...江戸時代の例とか、映像や音楽分野のはなしとか...
...大事なのは、新しいメディアが浸透すると(新しくなくても極端にエントリーコストが低下すると)、新しい文化が生まれ、
それが最初は下世話とかと言われるってことだ。

路線修正

プロは
1.教育(あるいはスキル情報)と
2.道具(環境)と
3.実戦機会(それを決める背景にはニーズの大きさがある)
がつくるものだ。

だから、逆に言うと
上の要素が満たされちゃったところから、
プロ領域が素人に開放されちゃう...プロ・アマの差がどんどんつまってしまう
ってわけだ。

そして、例え「程度が低くても」アマが大量に提供するものが、
市場ニーズの多くを満たしてしまえば、
実質的にプロ消滅ってことになる。
つまり、それだけじゃ食えなくなるってことだ。

じゃーひるがえって、オレの場合はどうなのよ...広告関連は?って考えてみると、

...こんな俯瞰視点で見たことを、個人のことに当てはめても、ほとんど意味はないんだけど...

出版業界が、実は再販制度(元売り集中制度)に思いっきり縛られてる=同時に規制が効いている(いた)のと同様に、
広告関係も、実は、放送や出版の規制の上に乗ってるわけだから、
規制産業なんだよね。
結局、プロへのエントリーの枠が見えない壁で限られてる。

だから、結局同じ穴の狢で
出版産業の構図が崩れ始めているのと同様に、
実は広告産業の構図も揺らぎ始めている。
どんどん外堀は埋められてきてるわけだ。

そうなると開放がはじまるわけだ。

ただ、決定的に出版とかのメディアと違うのは、
実戦機会の差だ。

素人が雑文書いてネットで公開するのは、容易だし、やりたいヤツも大勢いるし、読んでくれる人もいるけど、
素人がどっかの企業のマーケティング戦略をリアルに立ててネットで公開するなんてのは、容易じゃないし、やりたいヤツも大勢はいないし、それに触れる殆どの人はそれにお金払う人たちじゃない...だろう。

もし居たとしても、(今後いっぱい出てくると思うけど)それは誰に発信するものなのか?
大勢に発信してしまうという点で、それは本質的にはネット上の雑文と変わらない。

出版の1対多の構図と、ビジネスの1対1の構図ってのは根本的に違う

...だめだ。疲れた。
...っていうか、出かけなきゃ。

これもネット上の駄文だな

--
編集(18:30)
帰ってきて読み直したら、あまりに酷い書きっぱなしなんで、
本格的に整理して書き直す気力はないけど、
ほんのちょっとだけ修正
--

ところで、「日々是ネタ也」さんはスゴイね。
14時台なんてヘンな時間なのに
ユニークアクセスがいっきに40も増えたよ。
posted by waki at 14:16 | Comment(2) | TrackBack(2) このエントリーを含むはてなブックマーク
この記事へのコメント
>もし居たとしても、(今後いっぱい出てくると思うけど)それは誰に発信するものなのか?

自己満足、ってところも多分にあると思いますよ。
オレはこういうこともできるんだぜー的な。

…ん? そういうことじゃない?
Posted by march at 2004年03月18日 14:34
>自己満足、ってところも多分にあると思いますよ。

うん。

あと、例えば古くからのMacユーザのAppleへのそれみたいに、
ブランドへの愛情がそうさせる
...オレだったらこうする!とか言いたくなっちゃうってのもありますよね。

で、実際、ほんとはマーケ分野でも、
素人(消費者)の参入ってのは、
大きなキーワードになってるんですよ。

ユーザに商品とか売り方とか企画してもらう・あるいはやってもらうってのが。

例えば、ワコールの「おうちウェア」とか大企業がやった代表例だと思うけど、
あの商品開発は実質的に消費者主導...とまでは言えないかもしれないけど、極めて重要な役割を多くの消費者が負ってもらってる...実質的な製品企画者として広くネット参加してるし、
プロモーションレベルでも
消費者のレコメンド情報に金払うみたいなしくみとか
あと
リバースプロモーションなどと言われる
消費者自身にプロモーションしてもらうしくみ
...積極的にクチコミルートでサンプルを配ってもらうとかは随分出てきますよね。

要するに、この分野も
いろんなかたちでプロの領域が素人に浸食されてるんですよ。

ちなみにオレはこういうのって、大歓迎なんだけど。
(止めようとして止められるような潮流でもないし)
Posted by わき at 2004年03月18日 18:45
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結局のところ「追いかけっこ」なんだな
Excerpt: 『ALL YOU CAN EAT BLOG』 『フリー*プランナーというお仕事に
Weblog: 日々是ネタ也
Tracked: 2004-03-18 15:45

プロとアマチュアの共存共栄
Excerpt: 元記事[結局のところ「追いかけっこ」なんだな] by 日々是ネタ也(瀬多海人さん) 元記事[プロとアマチュアの差] by "フリー*プランナーというお仕事について"の日々の雑記帳(wakiさん) ..
Weblog: ALL YOU CAN EAT BLOG
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