2005年09月25日

痩身願望(スリム指向)の背景は?

少女たちを強制的に肥満させる伝統的風習がある国(なんでも評点)

この記事の信憑性がどの程度あるのかは、ちょっと調べてみたけどわからなかった。
...ただモーリタニアでは、太っている女性の方が好まれるし、女性たちが太りたがるってことは、何カ所かのサイトで書かれていたから事実なんだろう。


別にモーリタニアに限らず、多くの文化圏で
欧州とかも含めて
もともとは太めであることが美の重要な要素になっていたことは間違いないし
痩せていることは、醜いという評価に繋がっていたことも間違いない。

では、現代ではなぜ誰もが痩せたがるのか?

--
以下、
私はこういうことの専門家じゃないし、
ちょっと調べてみたけど適当な情報源も見つからなかったので、
勝手に想像しているだけだけど。
--

まずは
なんとなく想像つくのが
過去は、太めであることが豊かさを示していたのが、
現在では(先進国では)、むしろ貧しさを示すようになっている
ってことだろう。

■まずは「食」の面から。

●植民地開拓をきっかけに、砂糖の生産が盛んになり、砂糖のコストはずっとずっと下がりっぱなしで来たってこと。
砂糖生産が工業化されはじめたころは、どこの国も、お菓子に限らずいろいろなものに甘みがつくようになった。それまで砂糖は貴重品だったからね。
それをたっぷり使えるようになったから、甘辛い味とかが増えちゃったんだよね。
で、あまりに甘みのコストが下がった今では、(あくまで先進国の中の話だけど)貧しい人ほど、砂糖の摂取量が多いってくらいになったわけだ。

●農薬・化学肥料と機械化で、穀物の生産効率が飛躍的に高まった。
そして、穀物飼料による肉牛とかの生産が飛躍的に増えたわけだけど、
これは肉の脂身が増えることを示している。
柔らかくて脂分の多い肉だ。
これも最初は、脂嗜好を生むのだけど、コストの低下が、
後にそれは、ファーストフードとかと結びつくことになる。
貧しい人ほど、脂の摂取量が多いという状況になるんだよね。
最初に脂嗜好を生むのは何故かっていうと、人はもともと脂が好きだからだ。
例えば、欧州とかでも中世の庶民の暮らしぶりを丹念に調べたものとかでは、豚の脂身の塩漬けがサイコー!みたいなことが書いてあったりするんだよね。
貧しい時代は、肉より脂なわけ。

●流通システムと冷蔵庫の影響も大きい。
例えば、昔はマグロといえば、赤身であって、トロはゴミ,猫のエサだった。
脂身はスグに腐っちゃうからね。

太め=豊か、痩せてる=貧しい
先のモーリタリアの例もそうだし、今でも先進国を外れればどこにでもある見方だ。
女性に限らず
中国の成長著しい沿海部とかでも、
白くて、太ってて、メガネの男性の方がモテる
なんていうレポートをいろいろなところで見たけど、
これも太め=リッチっていう記号がまだ効いているからなんだろう。

■生活行動面から。

●ほんの100年以内...50年とか...遡れば、どこだって家事はかなりの重労働だった。
女性が家事をこなしていたら、太ってなんていられなかったんだよね。
太っていられるってのは、使用人がいるとか、外部サービスを使えるとか、
とにかく豊かってことだったわけだ。

でも、これだけ家事が機械化(水道,掃除機,洗濯機,炊飯器,給湯システム... ...)されてしまい、調達もクルマや公共交通機関つかってでできるし、しかもスーパーでワンストップだし...ってなっていき、そういったものごとが、どんどん低コスト化していけば、
家事のために(以前と比べて)大して体を動かす必要がないってのは、豊かでも貧しくても同じってことになってしまう。

●その上で、余暇(余剰)時間の過ごし方がどうなったかというと、なんといたってテレビに費やす時間が増えたわけだ。
もっとも低コストな時間の使い方がテレビなわけ。
動かなくていいテレビはデブのもとだよね。
でも、豊かな人ほど、積極的に外にでて遊ぶんだよね。
旅行に行ったり、劇場に行ったり、スポーツしたりね。
外に出るには金がかかる。
つまり、今は豊かな人ほど、体をつかってるわけだ。

●また、工業化に伴う女性の社会的ポジションの変化も大きい。
レディメイドなんてコトバが出来るくらい、テーラーイズムが浸透した工場では、男性も女性も生産性に差が無くなったわけだし、
都市への流入層...既存文化から断ち切られた層をつくるしね。
...延々とこのあたりのことを書くまでもないやね。
でもって、さらに事務職が大量に必要とされるようになるわけだけど、事務職は筋力が必要なわけじゃないから、そもそも本質的には男女差なんてないわけだしね。

●そうなると、こういった社会変化を背景にファッションが変わってくる。
シャネルに代表されるタイトなスーツファッションとかだよね。
理想とされるのは「自立した女」=リッチであるというより自ら金をつくれる女だ。
ゆったりした装飾的なデザインから、どんどん行動的なデザインに...男的なデザインになっていく。
これらはどうしたって、太めじゃ似合わない。

●前述のように食糧事情が変わってくると、ほっておけばカロリー摂取過剰で太っちゃうわけだ。
だから、太っている=自己コントロールが効かない=理性的じゃない...というイメージにも繋がる。

●こういった都市型の痩身を理想とする理想像のイメージ・思想が、メディアの発達によって隅々まで浸透。

痩身願望の背景ってのは、
ざっとこんなところだろうか??

--

小学生が痩せたい願望に取り憑かれるってのは
もう一昔前のはなし。

最近は、幼稚園児だって
「太っている」と言われると「傷つく」
って言われている。

しょーもねーなー、
ヒステリックだなー、
なんだか狂ってるなー
とか
安易に言いたいところだけど
これだけの分厚い背景があるんだから、
ちょっとくらいの流行廃り・振り子の振れはあるにせよ
長期的には痩身願望は浸透する一方なんだろう。

大規模な食料危機とかでもなきゃね。

私個人としては、
ずっと前から公言しているように
白ムチ好きだから
正直、ガリガリなのが増えるのは
苦々しく見てるんだけどさ。

痩せすぎは、
カッコ悪い・醜い
って意識を浸透させる
なんかいい手はないのかな?

...もっとも、ヒョロ系体系の私としては
あんまりそれが行きすぎて
男もヒョロイとダメダメって言われるようになると困るのだけど。
posted by waki at 19:34 | Comment(3) | TrackBack(0) このエントリーを含むはてなブックマーク
この記事へのコメント
>白ムチ好き

誤解のないように適切に説明します。

「白ムチ:色白でムチムチした女性のこと」

このムチという感じはニュアンスの問題だけれど、
決して「はち切れんばかりのムッチムチ」を差しているのではなく、
適度にムチムチしている様だ。


さらに、思いっきり男特有の表現で言い換えるなら…抱きご…(やっぱり自粛します)


ということで本題。


ボクも好きです。

ガリ反対。撲滅。
女性がすっきり格好いい!っていうのは、
あくまでも女性からみた女性の格好良さであって、
それはイコール男性から共感される格好良さじゃない。

っていうか、少なくともボク(と、わきさんも?)は、
女性に格好良さなんか求めちゃいない。

世の男性は、女性に対しては格好良さより、
絶対に「女性らしさ」や「可愛さ」だと思う。

男性の目を気にする女性たちは、
女性誌を参考にするんじゃなくて、
男性誌に採り上げられる女性たちを参考にした方が適切なんじゃないだろうか?と思うのはボクだけですか?

長文失礼。m(_ _)m
Posted by 石山 at 2005年09月26日 01:45
あらら…。

今、「白ムチ」の説明と、
いかに白ムチの女性が良いか?という持論をコメント欄に書いている途中に墜ちちゃった。ガックシ。

ということで説明を一切省いちゃいますが、
ボクも「白ムチ」好きです。
Posted by 石山 at 2005年09月26日 01:48
>ジョーさん

>ムッチムチ

言葉だから程度がよくわかんないけど、
ムッチムチもいいんじゃないの?とか思っちゃうんだけど...

私の場合、けっこう守備範囲広いから...いや広いのか狭いのか自分でもよくわかんないっていうか...

目を奪われるか否かって基準だけなら、
間違いなくムチムチしたラインに目を奪われるんですけどね。

やっぱイイと思うかどうかは
顔でしょ。

顔については、こういうのだけはどーしてもイヤってのはあるんですよ。

脅迫神経症的な感じ...「ねばならない」が多すぎるヤツ。
そういう神経質さが顔ににじみ出てるヤツ。

...そんなの誰でもそーか。

でも、世間で「カッコイイ」とか言われてるヤツの中に、そういう人ってけっこういるような気がするんだよな。

こだわりとか個性とか言われてさ。

ぜんぜん違うのに。
Posted by わき at 2005年09月26日 13:50
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