2005年08月26日

>民でできないことだけを官で (意図的な誤訳の効果)

ここ(民でできないことだけを官で(大西 宏のマーケティング・エッセンス))を読んで、
反射的に付けたコメントを
こっちにも、ちょっと付け足して、保存しておきます。

--

>...その重要な施策である規制緩和に触れ、「民のできることは民へ」というのは「官主導」の考えであり、「民でできないことだけを官で」という発想を...

そもそも、米英で大きな政府からの方向転換が始まった時に、
deregulationが叫ばれるようになり、
米国は日本にもそれを言うようになってきたわけですけど、

それを日本の官僚は、「規制緩和」って訳したわけですね。
しかも、マスコミもそれをそのまま使った。

実に上手い誤魔化しかたです。
意図的な誤訳です。

deregulationなら、「規制撤廃・自由化」にしか訳せないハズですもの。どうやったって本来なら。

「規制緩和」だから「民のできることは民へ」になるわけで、
「規制撤廃」なら、「民でできないことだけを官で」になるハズなんです。

原則規制で緩和してやるよ:あくまで官主導

原則規制撤廃で、しかたないところだけ残してやるよ:政治主導

根本的な違いが出てくるわけです。

政治のコトバを官僚のコトバにすり替えた。

コトバって本当に力をもってますよね。

--
--

「規制緩和」ってコトバは意識的に
「規制撤廃」に置き換えた方がいいと思うな。

--

これって過去にも何度も書いてることだから
「またそれかよー!」って言う人もいたかもな。

「正しい反対語」とかってテーマで書いたはず。
posted by waki at 14:55 | Comment(2) | TrackBack(0) このエントリーを含むはてなブックマーク
この記事へのコメント
コメントありがとうございました。本当にそう思います。規制撤廃でないといけませんね。
そういう目で見ると「地方分権」という言葉ももうひとつですね。





Posted by 大西宏 at 2005年08月26日 15:17
>そういう目で見ると「地方分権」という言葉ももうひとつですね。

そうですね。
地方が中央から権利を分けてもらう
っていうニュアンスでなくて
地方主導が当然という言葉を作りたいですね。

スグに適当なのを思いつきませんが。
Posted by わき at 2005年08月26日 15:35
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/6257544
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。