2004年03月01日

削ることで進化する

昨日か一昨日の日経の記事だったと思うけど...
(以下、曖昧な記憶をもとに書いてます。<元の記事が載ってる新聞を子供が遊びでつかって捨てられちゃったから)

人とチンパンジーの遺伝子がごくほんのわずかしか違わないのは広く知られてるけど、
「(今のところ)人間にあって、チンパンジーにない遺伝情報はない(見つかっていない)」

みたいなことが書いてあった。

つまり、人間の方が「簡単な設計図」なのだ。
「チンパンジーの設計図に書かれているパーツを取り除いたのが人間」っていうか。

へー!!!

で、
人間は、幼児的な状態のまま成熟する
..こういうのなんて言うんだっけ??忘れた...ネオテニーだっけ??...
だと言われてるけど、

これもチンパンジーの成長に関係する遺伝情報が欠落して
大人にならずに、頭が大きいチンパンジーの幼児のかたちのまま成長したから
...だから、脳もそのまま不釣り合いに大きくなった

みたいなことらしいわけ。

なるほどねー。

考えてみれば、本来必要なものでも
取り去ってしまうことで、新たな別次元の機能を生むってこと多いよね。

本体のスピーカーを思い切って取り去らなかったら、
ウォークマンはできなかっただろうしね。
(それまでは、「携帯用」でも必ず本体にスピーカーがあったから)

ファブレスメーカーなんてのもそうかもね。

そして、
むやみに足していくってことが
ひとつひとつは100%戦術的に正しいことでも、
結局は全体の足をひっぱるなんてこともよくあるわけだ

というか、パーツを中心にしてみると確実に効率化を促すものでも、
全体戦略無しにそういったパーツをどんどん入れていくと
非効率の塊になるってのは、
当然のことだったりするんだけどサ。

企業のIT投資とかに良くあるはなしだよね。
posted by waki at 14:19 | Comment(2) | TrackBack(0) このエントリーを含むはてなブックマーク
この記事へのコメント
“削る”違いですけど、アコーディオン奏者のcobaさんが「黒沢監督は、膨大な数のフィルムを使ってその中から更に余分なカットを削って削って削りまくって、ひとつの映画を作る。だからどこをとっても凝縮された作品になってる」みたいなことを言ってました。
削ることが上手にならなきゃいかんな、と思いました。物も捨てらんないし…(←違う)
Posted by march at 2004年03月02日 13:11
膨大につくっていっぱい捨てるってのは、
やっぱクリエイティブの基本みたいなところありますよね。

クリじゃないけど、プランニングでも
山のようなフラッシュ>そこからちょっと残すって作業は日常的にやるし、
プレゼン資料も
...人がやるときや、相手が最終決定権者じゃないときは、
つい心配していろいろ書くけど、
自分でやるときは、削れるだけ削りますから。
そうしないと、いちばんいいたいことが浮いてこないし。

それから、オレも捨てられないです。
捨てるのがあまりに面倒。
...もしかしたら、東京だけの事情かもね。
とにかくいろいろめんどくさい。

チケット買って、予約して、下手すると区の回収が1ヶ月後とか。

だからうちは狭いマンションにガラクタだらけ。
Posted by わき at 2004年03月03日 05:29
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