2007年09月17日

つらつら ブログの社会的な役割 ランダム線

最近、なんでこんな思いもよらなかった人の線が繋がるのかな?ってよく思う。
たまにそういうことが立て続けに起きることがあるけど、今もそういう時期らしい。

もちろんそれは、集合的無意識・共時性だのオカルト的な神秘に答えを求めなくても、スモールネットワークの考えが浸透した今では、ランダムに挿入された細い線が遠い隔たりを一気に縮めてくれて...なんてことも思い至るのだけど、
でもまー、妙な気分になるのは確かだ。

「不思議な縁」「思いもよらない役に立つ縁」ってのは、多くの場合身近なコミュニティ内から...クラスター内からやってくるのじゃなくて、「親しくないけど、知り合い」って程度のところ...いや心理的には親しくても何年も会っていなかったとか、それほど頻繁につき合ってるわけでもない...なんてところからヒョンなかたちでやってくるのだよね。

やった人の名前は忘れちゃったけど、転職先をどうやって探したか?どこからもたらされた情報が役立ったか?ってのを調査したのが以前にあったよね。かなり有名なはなしで。
殆どは、身近なところ...親族や友人や同僚や...なんかじゃなくて、もっと薄いつき合いのところから結果的にはやってきていたってやつ。

あれを読んだときは、リクツは分かるけど、実際本当にそうなの?日本でもそうか??なんて思ったけど、こういう時期に入ると、なんか分かる気がする。

それも意外な線は、けっこうブログからやってくるよね。
ブログきっかけの人のつきあいは、めちゃくちゃ薄いわけだけどね。最初は対面さえしてないわけだから。

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はなし飛ぶけど、最近、昔からよく読んでいたブログの書き手が、
「内容が雑然としてきた」「テーマ別に分けようかと思う」みたいなことを書いていた。

私はそこにコメントを入れたことは今までなかったのだけど、今回だけは、「そんなことはやめてくれ」っていうのに近いニュアンスのコメントを入れた。

私はその書き手が掲げるであろうほぼ全てのテーマ自体には殆ど興味が持てないだろうなと思ったのだよね。
そんなテーマ別に分解されよく整理された「役に立つ」情報なんかより、テーマ横断の中に出てくる視点が魅力的でずっと読んでいたのだよね。

テーマ別によく整理すれば「役に立つ」ものになるよね。
...つまり、特定の関心...スグになんらかの答えを求めている状況...によく応えられる....「サービス」精神が充実したものになるだろう。

でもまーそんなものは世の中に溢れているのだよね。

泡のように次々現れて平積みされてそのうち消えていく...手に取って読んでみてみても、なんだか薄っぺらいビジネス書みたいなもんでさ...
「ココのところ頂き!」ってそこを吸い取ったら、もうオシマイ。
濃くて人工的な分かりやすい味だけど、スグに味がなくなっちゃうガムみたいな?
そうそうその通り!って見たいものを見るマスターベーションで終わっちゃうっていうか。

本当に有意義な刺激をくれるのは「役に立たたせる気もない」つもりで買った本とかだよ。
でもって、そういうものは、特定の関心への特定の答えなんて用意していない。

恐ろしくオレって表現が下手だな。まーいっか。

とにかく、ブログは雑然としているからこそ、テーマ分類を越えた思考みたいのが見えて面白いのだよ。

テーマ横断の視点。
テーマ別のクラスターをつくってしまいがちな世界に、ランダムな線を引いていく。
ゆえに一気に隔たりを越えていく。
...だよね。

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ネットはさ、以前にも書いたけど、どんどん人々の関心をタコツボ化させていく効果があるよね。
個人からすれば、無限とも言えるような規模の情報が溢れているけど、そこにはランダムに触れさせるものやマスメディアのような強制力はない...基本的には検索で存在を知るだけだ。
だから、Googleに打ち込む範囲がその人の情報世界になっていく。
好きなことは幾らでも掘り下げられるようになっている。

でも、「雑然としたブログ」は、そこにランダムな線を引くことになる。
(もちろん、もっと本質的には、WWWのリンク自体がそうなんだけど、ブログは「関心の架け橋」を遙かにつくりやすい)

思いもかけない世界への窓になりやすい構造を本質的にもっているわけだ。

だけど、サービス精神でブログをどんどん整理していったらそこのところが台無しだ。

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テレビや新聞や雑誌の力がどんどん弱くなって、メディア接触時間で最もネットが長くなって、
でもってタコツボ化していくと、
ビッグヒットは滅多に出なくなるし、ある世界のビッグヒットに気が付きにくくなる。
世界はどんどん細分化...立て分割されていく。

世界がオタク化していくのは当然だ。(ネットはオタク化の根元じゃないけど...それは豊かさだけど...オタク化を加速化させる力はある)

でもさ、ブログはいいタイミングで出てきたよね。

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...飯食ってから...今日はカレーだ...わーい!... つづき。
組織のサイズ別の有効なランダム線についてのつらつら。
つーか、サイズ別のスモールネットワーク度とクラスター度のバランス。
...わすれなかったら

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飯食って帰ってきて忘れてなかったけど、もう気力無いな。

カレーは美味かったよ。大量の野菜が全部溶けてた。(<圧力鍋)

あーそうだ!

細分化されていく世界では、
自分自身を、細い線・ランダムな線・クラスターの際をまたがる線、ブリッジにするってことが大事ってのも書きたいな。

...以前に書いたか。

風呂入ろっと。
posted by waki at 18:00 | Comment(0) | TrackBack(0) このエントリーを含むはてなブックマーク
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