2005年04月17日

企画書の基本的な構造

企画書の構造ってのは、
実は極めて単純だ。

基本は、

●目的(ゴール)

●解決(プラン)

だけだ。


何処に行きたくて、
その為になにをやるか
だけね。

これを基本に
場合によっては、さらに、

●目的

●課題(目的を達成するためにクリアすべきは?)

●解決

となるし、
課題を導くためには、

●目的

↓←●状況分析(障害・機会点などの把握)

●課題

●解決

となる。

--

目的・目標・ゴールというのは、
何のために何処に行くのか?
ということで、
コミュニティ組織のプランならともかく
機能体組織(企業とか)のプランで
これが明快でないものなどあり得ないと考えるべきだ。

ここが曖昧で、
面白いからいいでしょ
で始まったものは、
(たったひとりで進めるならともかく)
評価基準を失ってしまうから、
いろいろな立場の人たちが参加し意見を言い出すうちに空中分解するか、
そもそもやる意味なんて無い...仕事をむやみに増やすだけのプロジェクトになっていく。

評価基準を失うっていうのはつまり、
それがゴールに向かって近づくプランなのか?
遠ざかるプランなのか?
という基準がなければ、
なにがよいアイデアで、なにがそうでないのか?
なんていうのは
いっくらでもどーにでも言えるものになっちゃうってことだ。

だから、良いプランナーってのは、
必ず、目的・ゴール=どこに行くのか?
なぜそこを目指すべきなのか?

をできる限り明快にしていく。

だから、さっきは、

●目的

↓←●状況分析(障害・機会点などの把握)


と書いたけど、
実際には、
目的を改めて明快にするためにこそ
状況分析が必要になる。

なぜ、そっちに向かうべきなのか?
をハッキリさせるためには
今自分たち(自社・担当製品など)がおかれている状況の把握が不可欠だものね。

それから、
目的・ゴールの明確化の過程では
合成の誤謬に気をつけなければならない。

つまり部分部分では最適な方策をとっていても、
全体としては非効率や矛盾を生んじゃうことはよくあるからだ。

だから、企画するものの上位戦略との整合性を意識することが重要だ。
...これ自体も状況分析のうちなのだけど。

なんにせよ、このあたりのことは、
前々回とかそれ以外のところでも繰り返し書いてる
「地図」を持つ感覚だ。

今どこにいて、周囲がどうで、だからどこに行くべきだ
っていうのが見える地図を持っておくこと。

解決策ってのは、
地図を見て
だったら、
素直にクルマで行こうとか、
いや海路がいいとか、
山を重装備で一気に乗り越えるぞとか
...例えれば、そういうことだ。

進路さえ間違えてなきゃ、いずれ目的地には着くけど、
間違えてれば、
クルマの方が安く付きそうだし、着手も簡単だぞ...みんな慣れてる
とかって言っても
永久に目的地には着かないわけだ。

こういう間違いはよくあるよね。

ちなみに、
ステキなプランってのは、
ここに穴掘っちゃえば、実は近いじゃん
とか
いい風吹いてるから、気球で山を乗り越えちゃえとかさ
そういうライバルが気付いていないショートカットを
見つけちゃうこと。

まー、そういう思いつきはよくよく検証しないと
ほんのちょっとの穴でいいかもしれなかったけど、
そんなノウハウ無いから
結局、その方が遙かにコストも時間もかかるじゃん
とかってなったりもするわけだけどね。

--

こんなことばっかり書いていると、
もっとトートツに出てくるイッパツアイデアとか
とにかく面白そうだからやってみようとか
そういうのが嫌いな人なんだろうとか思われちゃうかな...。

そんなことないよ。

でもね、そういうのにちゃんと力を与えるためにこそ、
「それを使ってどこに行けるんだ?
行ったらどうなるんだ?
行く価値はあるのか?」
ってのをキッチリ考えきっておかないとダメなんだよ。
posted by waki at 00:13 | Comment(0) | TrackBack(0) このエントリーを含むはてなブックマーク
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/2999887
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。