2005年04月16日

企画書の種類 ...説得と理解と手順 その3

残すは、手順か。

いっきに行っちゃいます。

手順を示す企画書ってのは、計画書のことです。

企画書ってのは、企てを書くわけであって、本来計画書なんですよね。

アイデアばっちり、説得バッチリなら、
あとは計画がキッチリなら、それでいいわけで。

●コアメンバーと考える検討書
●上司や利害関係者を説得する提案書
●プロジェクトを具体的に動かしていく計画書


ですね。

ちなみに、説得や理解と、
手順の書類の最も大きな違いは、
成功の可能性の追求か?
失敗しないことの追求か?

の違いです。


もちろん、なんにせよ成功が大事なんだけど、
計画書の段階では、
可能性を追求することより、
失敗の回避の方がより重要になるってことです。

だから、当然書き方も変わってきます。

例えば、すべてにおいて、5W1Hは明示される必要があるし、
もちろんその中には、各要素別の責任の所在と関係性も明示すべきです。
つまり組織図ですね。

それから例えば、場所によって同じものを指すのに強調点が違うからと言って違うコトバを使うのは、実際のプロジェクト推進の現場では混乱を招くから御法度だし、
つまり、正しいことが書いてあれば良いのではなく、誤解を招くようなことはミスに繋がるから徹底的に排除しなきゃいけないのと同時に、
一種のマニュアルとしても使いやすいものとしてつくらなきゃいけないし、

例えば、それは個別要素を担当する人が、書類全体の中から自分が目を通しておくべき点を即座に理解できるような構成であることが必要だし、
例えば...
ぜえぜえ...

まーそんなことです。
こういうのは、誰もが普段ビジネス書類つくる時にやってることばかりでしょう。

要するにマニュアルだし、設計書なんですが、
プランナーって名が付く人がつくるのなら、
そうであっても、
必ず、あらゆるレベルのプロジェクトメンバー全員が、
迷ったら必ず立ち帰ることができる
「このプロジェクトはどこに向かうのか?」
「大事にすべきはなんなのか?」というのを
極めてシンプルに確認できるページをつくっておくべきです。

プロジェクトは実際に進み始めると、
それ自体が生き物になってしまって、
当初の意志と関係なく、
「失敗しないこと」を最優先して動き出しちゃうんですよね。

で、本末転倒がいろんなレベルで起き始める。


たとえば、
個客とのエンゲージをつくることが目的だったのが、
気が付くと、管理難いからって
客を怒らせるようなことをしたりね。

だったら最初からやんなきゃいいじゃんみたいな。

そうならないようにするためにも、
計画書にも最小限守るべきプロジェクトの意志を
できる限り分かりやすく
示しておくべきなんです。

もし迷ったら、ここに立ち帰れと。

つまりプロジェクトの憲法を示す部分ですね。

...ふう。

--

手順書って言えば、
子供が小学校入学でもらってきたプリントとか酷いんですよ、

がんばってつくってるのはわかるんだけど、
例えば、
明日学校に持たせるものを確認しようとすると、

●まず、どのプリントを見ればいいのか一目でわからない

 ...例えば、プリントのタイトルが「わんぱく」とかついてるんですよ。
 雑誌じゃないんだからさー。
 そんなアイデンティティより、なにが書かれてるか一目でわからなきゃ。

●名称・用語の不統一

 ...例えば、あるプリントでは、「バインダー」と書かれて説明されているものが、
 あるプリントでは「紙ばさみ」っていう名称になっているとか。
 これが同じものなのか違うものなのかわからなくて大混乱。

●プライオリティの不整理

 ...すぐ知らなければならないこと、そのうちに読んでおけば良いことがごっちゃまぜ。

●情報の分散

 ...ひとつのことをやるのに、数枚のプリントをつき合わせなきゃ、
 なにをすべきか正確にわからないことがある。

●表記手法の不統一

きりがないです。

見させたい人の知識レベルやクセやそういうのを考えて、
少しは相手の立場でつくってくれないとねー。

手前勝手なリクツで、必要な情報は詰め込んだからこれでいいだろう
じゃ困る。

それじゃー、事故が起きるわけです。
↑プロジェクトの計画書のはなしです。
学校のプリントのはなしじゃなくて。
posted by waki at 14:05 | Comment(0) | TrackBack(0) このエントリーを含むはてなブックマーク
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