2006年12月06日

フロントウィンドウの角度

丁度昨日このはなしが会議で
某社の新たなデザイン戦略のはなしの延長で出たのと
この記事:フロントウィンドウは寝かすべきか立たせるべきか(NBonline)
が重なったのでメモ。

この記事にもあるように
フロントウィンドウを寝かせると
●ボディの強度確保のための車重の増加
●エアコンの効率悪化
●太陽光との関係などで視認性の悪化
などの問題が出てくる。

さらにはここで触れられていないけれど
●太いAピラーが前方にせり出すことで
 左右の視認性の悪化
にも繋がる。

オデッセイへの不満で書いたこともあるけど
これは本当に怖い。

右折時に右側から走ってくる人や自転車が
丁度うまいタイミングでAピラーで隠れてしまって
見えなくて、ヒヤっとしたなんていうことが何度もある。

もちろん今は何度もヒヤリを繰り返し経験して相当に慎重になっているから大丈夫だけど、
なれていない頃に事故を起こさなくて本当に良かったと思っている。

さらに、この視認性の問題は、ワインディングとかでの走りにも直結してくる。
クルマ自体の性能の問題だけじゃなくて
死角が多くて見切りが悪いから、性能的に余裕があっても
結果的に安全にスピードを出せないのだよ。

この点については、某「走りにこだわる」メーカーのエンジニアが
「見切りも走行性能の一部だ。タイムに影響する」
って繰り返し言っていたのを思い出す。

フロントウィンドウを寝かせると
確かにより流麗な印象をつくれるし
実際に空気抵抗の減少に繋がることも多いはずだ。
また、ガラス面積が増えて、明るく、視野も広がったような錯覚も覚える
(実際上方の視野は広がるのだけど)
また室内もインパネ部が広がって、広くなったような錯覚に陥る。
...人のための空間は広がってはいないのだけど、開放感は高まる。

でも、そのために失っていることが多いのも確かで、
立ち気味のウィンドウでも魅力的なデザインってのも追求してもらいたいよ。

リンク先に出ていた例...ミニにビートルは、
原点が古いしね。

まさに「今」,さらに「未来」先取りでありながら
フロントウィンドウが寝ていることが問題となる点を解消したデザインってのをやってもらいたい。

もちろん言うは易しで、簡単じゃないとは思うけどさ。
posted by waki at 18:22 | Comment(0) | TrackBack(0) このエントリーを含むはてなブックマーク
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