2006年09月12日

名前をつける仕事

ときどき、世の中の仕事って
「いつも名前を考えている仕事」と
「たまに名前を考える仕事」と
「滅多には名前を考える必要がない仕事」
に分類できるかもなって思うことがある。

(以下、書きかけ...まだらくがき...書き直すかどうかわかんないけど)

--

例えば商品開発をやってる人はいつも名前を考えてるよね。
商品というカタチじゃなくても
なにかしら機能開発をしている人なら、「今までにないものを産み出しちゃう」わけだから、なにかしらそれには名前をつけなきゃならなくなる。

例えば、人事の仕事をしてたとしたって、新しい制度をつくるなら、それにピッタリのそれがねらい通りに理解・認識されて機能しやすい名前を考えなきゃならないし、
経営者とか政治家も、なにか新しい方針を打ち出すときは、それに名前をつけるだろう。
「日産180」だったり「骨太の○○」だったりさ。

殆どあらゆる種類の職種で、
独自に考えるところがあって、
その独自の何か
...モノ、デザイン、サービス、ルール、キャンペーン、方針、新発見、現象理解... ... を
誰かに伝える必要があるなら、
なにかしらの名前をつけることをしなきゃならないわけだ。

でも、ほとんどあらゆる職種の中に、
名前をつける仕事があって当然の多くの職種の中に
「名前をつけない」人も沢山いるんだよな。

結局はなにも新しいものを産み出さないか、新しく生まれたものの普及...それを伝えていくこと...人を動かしていくことに責任を負わない人たちだよね。

それじゃダメだなんていうつもりもないし、
名前をつける人の方がエライなんていうつもりもない。

ただ、「どれだけ良い名前をつけられたか」ってのがけっこう大事なはずの人たちが

--

途中だけど、やめた。

なんだか酷い文章だ。

思いつきの方向は、悪くないと思うのだけど。

これじゃー、言いたいことが伝わるわけないね。

「私の仕事は、名前をつける仕事」って
自分の仕事について自覚を持つ
っていうのもアリかな

って思っただけなんだけど。

というか、

書類を書くのも、話をするのも、考えを整理するのも
実はみんな突き詰めていくと
一種の「名前をつける仕事」なんだ

とか言いたかったのだけど
「それはあなたがプランナーだからでしょ」って言われない
誰にでも通用しそうな
うまい例が思いつかなかったのだよね。

だめだなー

--

名前をつけるってなんなのだろうね。

突き詰めれば、すべての言葉は、誰かが、あるものとか状態を○○と呼ぶって決めたわけじゃん。
つまりは名前をつけるってことだよね。ネーミング。

誰かが独りで言ったって、もちろんその言葉は消えて行っちゃうのだけど、誰かに受け入れてもらって...共有できて、それが広がっていけば、新しい言葉の命が生まれる。

でもって、すべての言葉は、ずっとずっと遡っていくと、
単純な擬音とかの写し取りとその共有の次の段階は、
常に一種の比喩...比喩による「感じ」(構造のイメージとか)の共有...なんだと思ってるのだけど

...「骨太の○○」なんて、政策に「骨」なんてあるわけないしね。脊椎動物じゃないんだからさ。

(ちなみに、本質が比喩だからこそ、言葉の意味は常に拡散する宿命を持ってるんだよね)

だとすれば、

世界を言葉で捉えようとするときに、常にその比喩に縛られるわけだ。
名前は比喩の力で、相手の思考を自由にもするし、縛りもする。

骨なら、丈夫じゃなきゃダメだよな...とかさ。

--

なんだか宗教じみてきたな。というか神話的な論理の世界観。

はじめに言葉ありき。
言葉が世界を支配する。

...ネーミングが世界を支配する。

なんだか、つまんないところに来てしまった。

ほんとにやーめた。

--

言葉ってみんな比喩の積み重ねなんだ
ってのは

子供と話していると、改めて思うことが多い。

例えば、
子供を乗せてクルマを運転しているときに
「ナビが右折して下さいって言ってるよ。右折ってなに?」
「右に折れるって書いて右折」
「なにが右に折れるの?」

確かになにも折れないね。

走った後の軌跡をアタマの中で想像して線にして表すと、その線が右に折れるように描けるから、右折なわけだ。

子供じゃなくたって、例えばオジイちゃんにパソコン教える時だって
比喩だらけだって気が付くね。

まーこれは気が付くも何も、比較的新しい分野だからこそ、なんでもかんでも比喩で表現しなきゃ言葉ができなかったわけだけど。

マウスに、デスクトップに、ウィンドウに、フォルダに、ファイルに、開くに、ゴミ箱に...殆ど全部が比喩だね。

どこにデスクがあるんだい?
窓なんてないよ?
ってさ。

もちろん、こういうのは、仕方が無くというより積極的に比喩を使おうとしたからこそ、一度でも覚えちゃえば、とてもうまくいくわけで、例えば、マウスに指示点移動入力機器とかなんとかって名前をつけたら、とっつきにくかったろうね。

リクツ抜きで、こういうのをネズミって言うからって決めちゃうわけ。
カタチがなんとなく似てるってだけでね。

IEEE 1394って名前じゃなくて、最初からFireWireって名前を自由に使わせてたら、もっとずっと普及したろうな。
posted by waki at 00:50 | Comment(0) | TrackBack(0) このエントリーを含むはてなブックマーク
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