2006年09月04日

情報濃度のグラデーション

今年もまた連続してスクールの講師をしなきゃならない時期が近づいてきたから
そのことを思い出すと
たまに「どんなはなしをしようか?」って考えたりする。

...夢を見させてあげたいとか
ここで見れない夢なら早めに壊してやりたいとか

このスクールは、「イベントプランナーの養成」って言ってるから
プランナーってなんなのか?とか
広告業界におけるイベントってなんなのか?とか
が、そもそも分からないで、
例えば、イベントの演出家になれるとかって勘違いしちゃってる生徒もいたりする。

だから、
「そうじゃない」「そうじゃないけど面白いぞ!」って、
夢を壊しつつ夢を育むことを言いたくなる。

このスクール、イベントプランナーってタイトルに入ってるのに
実際に教えるのは、8割方...コミュニケーション展開全体の設計みたいなことだったりする。

もちろん、広告計画みたいなことはまったく教えないし、常に「イベントでなにができるのか?」ってのはあるのだけどさ。

でも「イベントをやる」っていう機会づくりをつくるのが仕事なのだとすれば、これって仕方がないことで、コミュニケーション全体がわかってなきゃ、その中で活きるイベントも計画しようがないものね。

話がずれた。夢を壊しつつ夢を育むはなしだ。

こんなことを話そうかな...って思ったのだよね。

--
●この数年、広告業界まわりの環境って、いろんなことが揺らいでますよね。
 TVの力が弱ってきただの、ネットでのクチコミがかなり力を持ってきているだの...
 単純に常にそういう見方をすると間違えちゃう部分もいっぱいあるけど、
 でもある面では、まちがいなく実際に、コミュニケーションの在り方は大きく変わってきている。

●では、そんな中で...今変わり始めている部分において、イベントってどうなのよ?ってはなしなのだけど、

●今、企業なり、ブランドなり、商品なりの評価がどうつくられてどう巡ってるのかっていうと...(簡単な説明)

[このあたりで、「純粋にイベントつくりたい」とか思ってた人の夢を、かなり壊してる...ビジネスなの?って改めて気が付かせてる]

●マスの情報シャワーでいっきにある一定のイメージつくれれば...っていう商品じゃなくて少しは複雑な評価情報が必要になるものだと、
「情報濃度のグラデーション」の設計が大事になるんだよね。

情報は、濃いところ・ユニーク情報のあるところから薄いところに流れ、
 情報を求める人は、薄いところから入って、濃いところへと移動していく。

 例えば...(日常での簡単な例)

●でもって、イベントがつくる情報ってのは決定的に濃いのだよね。
 だって、それは経験情報だから、常にユニークなもの:個々人が異なった受取をするものになるからね。
 ブログとか見ててもそうでしょ?
 TVで見たとか雑誌に書いてあったとか、そんなのはユニーク情報にならないけど
 イベントを見てきた・参加してきたってのは、
 例えば、ある新商品に触ってきたって言われたら、その感想には関心持つじゃん。

●濃いから(ユニークだから)、情報流通の起点...ブログとかでのネット上でのWOMの流れの起点になるんだよ。

●だったらさ、これからますます大事だよね。イベントってさ。

[最後にちょっとは夢をつくってる]

--

なーんてことを話そうかと、ちょっと思ってたのだけど
書いてみて、こりゃ
かなり詳しく話すか
じゃなきゃ、「経験の力」っていう程度のごく簡単なはなしか
どっちかにしなきゃ使えないじゃん
って気が付いて

やーめた。
posted by waki at 02:23 | Comment(0) | TrackBack(0) このエントリーを含むはてなブックマーク
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