2006年08月13日

夏休み その4 秋田

八郎潟でバスをやっているときに
午後は銀行探しに行った
って書いたけど、
アレは実は宿泊代の支払にカードが使えなかったからだ。

5日間のうち、カードが使えたのは、
秋田市内のシティホテルだけだった。
...後は、ETCで払った高速代とかもカードって言えるか。

なんにせよ、
秋田に出かける前に、秋田出身の友人から
「田舎をナメるなよ!(オマエが思ってるよりずっと田舎だぞ)」って言われていたのに
私はその心構えが出来てなかったってわけだ。

...せめて予約するときに、カードが使えるかどうかくらい確認しておけば良かったのに
そんなこと思いもしなかったわけだ。

私は、数字でなら地方のことを、世の中の平均よりは分かっている方だと思う。
例えば、秋田なら
・大企業の撤退が相次ぐ
・平均所得が東京の半分は大げさでも、2/3以下の感じ。
・平均寿命の県別ランキングで、殆ど最下位...下から2番目くらいだったと思う。
・人口流出が加速している
・高齢化の進み方が最も早い方
・観光産業は周囲よりはよい状況
・地元で最大の売上のある企業は、イオン系だったハズ...つまり小売り
・...

暗ーいイメージだ。

でもまー、実際に行ってみると、いろいろと印象が変わる。

空は青く、海は静かで美しく、夕日や月も綺麗だったし、美味いものも沢山あって...

まー真夏の姿だけだけどね。
冬は真っ白で海は鉛色で荒れ狂ってるのだろうけど。

なんにしても、普段あまり出張しない私は、あまり地方の実態を肌で知らないのだね。
...普段それで済んでしまうというのも、この仕事が現状いかに東京中心になっちゃってるのかって思うけど。

--

日本海沿いをたらたらと北上していって、まず気が付いたのは、
山形...庄内平野を走っているときは、軽自動車ばっかりで300万円以上のクルマなんて殆ど走ってなかったのに、
秋田に入ると、急に増えるってこと。
モールに並んでるクルマとか見ててもかなり違う。
もちろん東京みたいに、そこら中に溢れかえってるってわけじゃないのだけど、それでもたまには見かけるようになるのだよね。

山形の方が平均所得は高いはずなのだけど、
平均じゃなくて、分布の仕方が違うとか、
県民性とか、気候の違いとかからくる使い方の違いとか...
まー理由はいろいろ想像してみるしかないのだけど
少なくとも300万以上のクルマは、山形より秋田の方が売れるだろうとは想像できる。
...後で、検証してみるけど。間違ってたらごめん。

--

旅行といえば食べ物だけど
秋田にも美味いものが沢山あった。

きりたんぽ鍋とかしょっつる鍋とか岩ガキとか白魚とかじゅんさいとか... ...そういう所謂名物も美味かったけど、

海の物はなんでもどこに行っても(海岸近くの町にしか行ってないわけだけど)美味かったよ。
塩辛がよく出てくるのだけど、これがまた美味かったなー。

でもさ、ご飯の量がどこに行っても半端じゃなくてまいったよ。
ウニ丼頼んでも、海鮮丼頼んでも、秋田ブタのカツ丼頼んでも... ...いつでも、フツーの茶碗だったら、4-5杯分はあるんじゃないかっていう量なんだもの。
それを毎食食べてたら、最終日近くはすっかり胸焼け状態だった。

あとさー、ちゃんとしたサラダってものがどこにいっても殆どないね。
生野菜を食べる文化がないみたい。
鍋とかに大量に野菜が入るのと、大量の生の魚で、繊維質とビタミンは取れるのかもしれないけどね。

最初は美味い美味いって食べてた海鮮だけど、連日毎食だとさすがに飽きてくる。

なんといっても、タバコとコーヒーは、私は中毒に近いから、
コーヒーが飲めないってのがとにかくこたえる。

シティホテルや喫茶店のコーヒーとかならともかく、例えばちょっとした田舎のレストランで飲むコーヒーにはまいった。

私がツイてなかっただけかもしれないけど、ある場所で飲んだコーヒーなんて、
とてもコーヒーと呼べるものじゃなくて、
あれをうちで再現しようとしたら、一度フツーにコーヒーを落として、その後、1日置いてた出がらしに2回くらいお湯を通して...って感じだろうな。
あれをコーヒーとして出せる感覚は理解しがたい。
出してる本人は、絶対に飲んでないと思う。

ちなみに、そこは別に見た目はちゃんとしたレストランだし、その他の物はまともなんだよ。

そもそもがコーヒーがどこに行ってもないわけさ。

最終日の朝は、とにかくコーヒー飲みたくて、
クルマ飛ばして市内に行って、まだ早くてどこも開いてないから、マクドナルドで飲んだけど、マックのコーヒーがあんなに美味い!!って感じたのは初めてだったよ。

コーヒーに限らず、洋食系が絶対的に少ないのだよね。市街地はともかく。

あれだけの海の幸とかあるわけだから、ちゃんとしたイタリアンとかやったらかなりの人気になるハズだけどなー。
需要も少ないのかもしれないけど、競争も少ないわけだから、イケると思うのだけど。

あと、食べ物と言えば、
うちのはおみやげに「いぶりがっこ」を大量に買ってたよ。
これは、たくわんを薫製にしたものなんだけど、美味いねー!
ただ、これは友人に言わせると、美味いのもマズイのもいろいろなんだそうだ。
高いのを買えば間違いないらしいけど。

それから、道を走ってるとかならず定期的にカラフルなパラソルが立ってる。
「ばばへらアイス」(<ググればいっぱい出てきます)だ。
バーちゃんが、着色料バリバリのジェラートぽいのをコーンにヘラで塗りつけて盛っていくアイスね。IMG_5377.JPG
このネーミングはいいねー。

うちの子は、毎日食べたがってました。

あれはどういうシステムなのかね?
ずっと人家がないようなところでも、ばーちゃんが独りでやってるし、周囲にクルマとか留めてないし。
朝、置いてかれて、夕方ピックアップされるのかな?

--

観光資源は豊富でやりようによってはけっこう良い開発が出来るんじゃないかと思ったよ。

本当にそれは素材レベル...自然環境や食材や...ってレベルだけどね。

--

宿に家族を置いて、八郎潟に早朝から出かける日は、バスかタクシーで水族館とかに行って遊んでくれって言っておくつもりだったのだけど、
スグ近くだと思ってた水族館はタクシーだと1万でも行けないし、バスはものすごく少ないって現地に行ってから知ったのだけど、

友人が宿の支配人に掛け合ってくれて、なんと水族館までクルマで送ってくれるということになってさ。
...いい人だなー。

夕方ご飯食べに立ち寄った店では、もう閉店...後片付けしてたのだけど、
困ったなーって顔したら、
火は落としちゃったけど、火を使わないのなら出来るからってウニ丼とかいろいろ美味しいものつくってくれたし。

公共の施設以外はどこもみんな実に良い感じでした。
posted by waki at 22:04 | Comment(2) | TrackBack(0) このエントリーを含むはてなブックマーク
この記事へのコメント
わー! ババヘラアイス! なつかしー!
あのチープな味がたまらないんですよねぇ。

東北で軽自動車が多いのは、
単純に自動車税の都合じゃないかなぁ、と思いますよ。
なんつったって、バスは大通りしか走ってないから
クルマがないとどこにも行けない(通勤もできない)し、
買物にも行けない。
電車で移動なんて、関東圏じゃあたりまえだけど、
東北じゃ“遠くに行くときに乗るもの”だから。

一家に一台じゃなくて一人一台だから、軽じゃないと自動車税がエラいことになってしまうのです。
一家に一台の家は、ちょっといいクルマ買うけどね。
と、親戚が言ってました。
Posted by march at 2006年08月28日 15:29
>東北で軽自動車が多いのは、

数字だけ見たら、軽は大都市以外どこでも多いし、
たしか四国なんて売れてるクルマの9割以上だったとおもいます。

ただ、なんで秋田の方が大きいクルマが多いのかな??
ってのが分からなくて。

marchさんちに、岩ガキ食べたって書いてありましたよね。

あれはもーほんとに美味いよね。

うっとりしちゃう。

アレ食べた後は、口の中の余韻が消えるのがイヤだから、他のもの食べたくなくなるもの。
Posted by わき at 2006年08月28日 16:32
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