2006年06月29日

WOMマーケ 積極的に管理しようとすることで管理不能に陥る。

例えば、

インフルエンサーをピックアップして、彼らと関係つくろうとするのは、アリ。
だけど、
少しでも彼らの発言を縛ろう...コントロールしようとした途端に、あまり良くない結果しか招かないということ。

とか


掲示板とかSNSで、悪口大会が始まった時に、
その悪口をただ潰そうとしても、ろくな結果を招かない。

とか

さらには、彼らを巻き込んで積極的にネット上で対話しながら
商品開発とかサービス改善とかやっていくのはけっこうな効果をあげる
...もちろん、その過程で、いろんな思い通りにならないこともいっぱい出てくるけど、
それでも効果をあげることが多い。

とか...。

こういうことは、
以前からネット上をふらふらして、いろんなところに関わったような人なら
当たり前のように分かること・直感的に多くの人が分かっているはずだし、
90年代末期以降、印象的な事例もたっぷりあったハズだ。

なのに、

なぜ、こういうことは、「会議室での常識」には、なかなかならないのだろう?

勝手に悪口かかれるみたいな小さなリスクをやたらと怖がり、
過剰に成果を管理...縛ることで、かえって大きなリスクを招くっていうことに鈍感なんだろう?

--

個人的にこの手のエピソードのルーツとか思っているのは、
ネットコンシューマリズムが騒がれだした
99年ころによく語られた2つの事例

ダンキンドーナッツが、
クレームサイト...クレームで盛り上がる掲示板を買い取って、公式サイト化。
さらにその上で、コメントのコントロールなども一切せず、
むしろクレーム情報を店舗管理とかサービス・商品開発に積極的に使うことで
一種のファンサイト化していった。

この事例が話題になったころ、
某自動車メーカーが某スポーツカーのためにファンサイトを設置。
そこでクレーム情報に表だって対応するのじゃなくて、潰そう・消そうとしたところで、大騒ぎに。
ファンサイトとしてつくられたそこは、すっかりクレームサイトになってしまい、
しかたなく消滅させたのだけど、
いったんできたクレームのコミュニティ...というか情報の輪は、さらに外部で生き残ることに。

--

繰り返しになっちゃうけど

WOMマーケとかやろうとしたら、

積極的に成果を管理しよう、縛ろうとすると上手く行かない。

うまくやろうと思ったら、
少しは悪口書かれるっていうリスクも飲み込んで、やっていかなきゃならない。

という
半ば常識化しているはずのことが
なぜ会議室ではなかなか常識にならないのか?

もちろん、
忙しく仕事しまくってる人=キーマンが、とかくネットを情報の引き出しとしては使っても、そこに働きかけるような経験は少ないことが多いから
ってのもあるだろう。

さらには、
旧来型のPR・パブリシティコントロールとかの手法の延長で考えてしまいがちってのもあるのかもしれない。

成果と予算の関係が曖昧になるのもイヤなんだろうね。
...でも、これはPR予算と成果の関係だって本質的には同じだと思うけどさ。

...だからこそ、「ブログ記事を買う」...記事広に近い物にしちゃう...みたいなことが起きてくるんだよな。

もっとそれ以前に、未だにネットを
既存メディアとの対比で
正体不明で理性が通じない化け物として見ているってのがあるよな。間違いなく。

2chに対する過剰な恐怖心なんてまさにそれ。

いやいや、もっともっとそれ以前に...

--

さっきちょっと家庭内でもめてて、
なにを書こうとしてたかすっかり忘れちゃった
...うそ
じゃなくて、すっかり書く気がなくなってしまった。

しっかし、どうしてこう、
違う物の見方を、攻撃として捉えて一方的に不機嫌になるのかね?
意見の相違を、感情対立にしちゃうのだ?

ぐちぐち。
posted by waki at 20:09 | Comment(0) | TrackBack(0) このエントリーを含むはてなブックマーク
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