2005年02月15日

メモの取り方 (海図型メモ)

最近、人がメモをとってる様子を何度か興味をもって見ていたので。

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よく「メモを見れば、ビジネスマンとしての能力がわかる」とか言うよね。
そりゃ、よくある誇張...風が吹けばの論理に近いとは思うけど、
でもまた、まるっきり的はずれってわけでもないよね。

会議のメモとかでも
いろいろな人のメモの中味を見てみると、

●書記的に、
なんでもかんでもフラットに時系列に書き連ねているメモ
 ...若い子に多い。

●確認・決定した動かない事実のみ書かれているメモ

●気になったところだけ、書き取っているメモ

...っていろいろあるし、

書きとめ方も、

●ノートに書いてる人
●配付された資料に書き込んでいく人
●コピー用紙とかに書いてる人
っていろいろだ。

そうやって眺めていく中で、
この業界で、ある程度仕事できる人のメモって
やっぱり幾つか特徴があるなと確認できた。

って言ってもサンプルは少ないし、
例外もあるし、
そういう意味じゃ、実は、
オレがこれが正解って思ってる部分を、
選択的に見てるだけかもしれないんだけどね。(w

まー、いいや、とにかくその特徴を書き出してみよう。

●フラットな箇条書きではなくて、島がある
●空白部が多い(島に対する海)

まーその他の特徴もあるんだけど、とにかくこれが目立つ。

つまり、出てきたことを時系列に書いているのではなくて、
関連する項目を集めるかたちで書いてるんだよね。

例えば、製品市場導入についての会議があったとする。

そうすると、できる人のメモは、

●製品の特徴についての島
●導入スケジュールの島
●上位戦略についての島
●チャネルの状況についての島
●消費市場の状況についての島
●...

って感じで、項目が集められて書かれている。

さらに人によっては、
項目間の関連性が、線で繋げてあったり、簡単な概念図にされていたり...と、
それ自体が今置かれている状況を把握するための地図になっている。

以前にもこのはなしってしたっけ?
...きっと書いたな。
...でも、ここまで書いたからもうちょっとだけ続けよう。

つまり、海ができるのは、それぞれの島がどれだけ大きくなるか予想しきれないから、
余白を大きめに取っておくってことなわけだ。

これのメリットは書きとめながら、
状況整理ができるってことだよね。

このやり方が最大の効果を生むのは、
実は身内同士の会議じゃなくて、
クライアントに出向いた時だ。

クライアントに出向いた時は、
最大限の情報を相手から引き出したい。
最大限のってのは、大量の情報ってことではなくて、
キモになる情報ってことだ。

相手が極めて好意的だとしても、
キモになる情報をこちらに積極的に語ってくれるとは限らない。

何がキモか、キモになり得るのかが先方自身がわかってないことがよくあるからだ。
(わかってるくらいならそもそも相談しないし)

もしかしたら、説明にはなかったけど、チャネルの状況について聞いておけばいっきにブレークスルーするかもしれないし、開発のきっかけを聞いておくことがそれにつながるかもしれないし... ...

とにかく、そのキモになることをいち早く聞き出せるのであれば、それに超したことはない。
時間っていう最も貴重な資源を節約できる。

つまり、島を書くようにメモを取り、状況整理しつつ聞いていると、
肝心なところの理解が繋がらないってところが見えてくるでしょ?

そこを質問するわけだよ。

キモを見つけるための効果的な質問をするわけ。

よい質問・鋭い質問をできるヤツこそが、出来るヤツ。
その為のメモになるわけだよね。
海図型のメモは。
posted by waki at 22:39 | Comment(0) | TrackBack(0) このエントリーを含むはてなブックマーク
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