2005年01月07日

足し算のショーバイ,掛け算のショーバイ, 足し算の評価,引き算の評価

年末から、何故か
「それは足し算だ」とか
掛け算だとか引き算だとか
って会話が多いので
ちょっとそれを纏めて書きますね。


足し算のショーバイってのは、
ひとつひとつの売上を積み上げていくしかないもの。
...例えば、私のショーバイがそう。

でも、例えば、マルチプランをつくっていろいろなところに売っていけば
...例えば、調査分析レポートとかをつくってそれを一部幾らで広く売れば、
売った数で利益が決まるわけだから
掛け算のショーバイになるわけだよね。

--

足し算の評価ってのは、
機会獲得が役割の仕事をしていると得られるもので、
儲けたとか、ビジネスチャンスをつくったとか、なんだかよくわかんないけどこりゃすごいシーズになりそうだとか...そういうことに繋がる種類の仕事は
足し算の評価になる。

例えば
営業とか開発とか
そういう種類の仕事だよね。

こういう種類の仕事にはインセンティブが働く。
「もっとガンバレ!がんばってくれるなら報酬上げるぞ!」ってね。
だから足し算になっていく。

引き算の評価ってのは、
どんなにがんばっても得られる利益は一定になるもの
...マネージメントから見たら100%できて当然でしょー
と考えてしまうもの。

機会獲得が役割でない種類の仕事。

例えば、
バックオフィス系の仕事とか
...財務とかは利益という機会獲得に直結するから違うことも多いんだけど...
なにか決められたものを製造する過程の仕事とか
そういう種類のもの。

これは100%の状態から、未達の部分を引くという考え方で
評価されてしまう。

もちろん実際の評価のしくみってのは
業種や職種によって様々な力が複雑に働くから
一概に言えないけど、
本質的にはそうだ。

あっ、これって、
このはなしと言ってることは本質的に同じだね。
...しつこいなーオレも。

--

どーせやるなら、
引き算の仕事より足し算の仕事の方が面白いよね。

ただ、
あくまでもこれって評価の心理の話であって、
実際には、
さっき足し算と言った仕事の方が
「引かれる」可能性は高いことがずっと多い。

マネージメントはアメだけで発想するのではなくて
アメとムチで発想するから。

成果があれば(あがりそうなら)アメをぶら下げるけど、
期待を裏切れば、ムチを振りたくなる。

さっき引き算の仕事って言った種類の仕事の方は、
「積極的に足されることが殆どない」と言うことであって
実際には過去の実績から現実的な成果を見越して「既に引かれている」のであって
そこからさらに引くことには
様々な歯止めがかかっていることが多い。

つまり安定しているのは、
引き算で評価される種類の仕事なんだよね。

だから、現実には
「積極的な足し算評価があり得る仕事」と
「積極的な足し算評価が殆どない仕事」って
言った方が誤解がないね。

えーと、
自分のやってることは
足し算の対象になり得るものなのか?
どうしたら、足し算になり得るのか?
って考えてみましょう。

これはガンバルとか、
クオリティを上げるとかってことじゃないわけです。

やっていることが
新たな機会獲得につながるかどーかなんです。

...「がんばってるから上げて」
って言うのは、
情の問題としてはあるし、
組織は情でかなりの部分動くから
(動機を失うのは怖いし簡単に伝染するから)
ないわけじゃないんだけど
本質じゃないよね。

むしろ、機会獲得に繋がらないような仕事で
やたらとがんばってるってのは
真っ当なマネージメントなら
まず組織のその部分のキャパシティ飽和
...本質的な能力不足を疑うべきだしね。
posted by waki at 12:45 | Comment(0) | TrackBack(0) このエントリーを含むはてなブックマーク
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