2004年04月14日

制作企画と営業企画

この業界で、企画作業ってのは大きく2種類ある(と、私は勝手に分類してる)。

新たな仕事の機会をこじ開けていくために営業企画と
かなり実施計画づくりに近い制作企画だ。
例えば、それがコンペだとしても、
仕事の枠組みについて提案できる部分がなくて、
表現のちょっとした違いとかコストとかそんなことで決まる仕事なら
営業が根本的な機会をつくってるんであって、それは制作企画だ。
...もちろん、現実にはこの境界は曖昧だけど、あくまでも考え方としてね。

でもって、
新しい価値を生み出すのは営業企画だ(と思っている)。

とかく「営業」という言葉を、
今既にあるウリモノを一所懸命ただ足を棒にして売り歩くこととか、
取引先との関係をつなぐこととかって捉えてる人が多いから、
とかく制作企画の方が、クリエイティブな印象があるから、
企画=クリエイティブって思ってる人は、
こんなこというと顔をしかめたりするんだけど、

企画の力で営業するってのは、
提案営業ということであって、
クライアントにとって新しい価値を提案していかなきゃならないわけだ。
つまり戦略性が要求される。
特に業界リーダー企業とかに向けてなら、
「業界にとって新しいこと」を提案していく必要がある。

例えば、
「企画なんて(企画書なんて)パターン化できるんだ!」
とかって言い方をする人がいるけど、
それは、
営業も戦略立案もどこかがやっていて、その上に乗ってこそ言えることであって、
つまりは制作企画の場面ではあり得ることだけど、
そうじゃなきゃ「あり得ない」。
つまり、そういうことをいう人は、制作企画しかやったことがない人ってわけ。

それは(言い過ぎかもしれないけど)、
企画の力で仕事を創造したことのない人が言う言葉ってことなわけ。

制作企画やるくらいなら、
PとかDとかの管理者やるか、
デザイナーとか演出家とか
それぞれ限られた領域ではあるけど
100%クリエイティブって仕事やった方がいい。

本来なら制作企画は、
制作ディレクターがやるべき仕事だし
それなら大いに意味のある仕事だ。

それを社内で便利な企画書書き屋さんとして受けてたり、
フリーランスで受けてたりしたら、
純粋にプランナーとして腕をふるう部分なんてほんのわずかで、
後は、本来ならディレクターとしての仕事や、
様々な制作分野の専門家の仕事を中途半端にやってるにすぎないものね。
posted by waki at 14:34 | Comment(0) | TrackBack(1) このエントリーを含むはてなブックマーク
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Excerpt: 私は「デザイン」を重視して仕事してますが、決して「デザイナー」ではないんです。お客さんの中でもかなり誤解されているところですが、「プランナー」「ディレクター」「デザイナー」の仕事は全然違います。 発..
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